【ラファエル・ナダル自伝】
「RAFA(ラファ)」の愛称で世界中のテニスファンに親しまれているスペインのテニスプレーヤー、ラファエル・ナダル。 2010年には、男子7人目のキャリア・グランドスラムを達成し、テニス界の歴史に名を刻みました。 ノースリーヴ・シャツとパイレーツ・パンツにバンダナといった姿で、 ラケットを剣のごとく振り回し、闘志むき出しで戦いに挑むナダルは、 コート外では実に礼儀正しい好青年で、世界中のファンがその両面性に魅了されています。 この魅力的なアスリートはいかにして生まれ、育ってきたのでしょうか。彼の成功は、幼少時から 厳しくテニスを教え、人としても一流に育てた叔父でコーチのトニーの存在なくしては語れません。 また、コート上の姿からは想像できないほど繊細で心配性のナダルをずっと支え続けてきた 家族や親戚、友人などとの絆があって初めて、現在のナダルがあります。 本書ではその成長過程が、ナダル自身や家族、周りで彼を支える人々の言葉やエピソードを中心に語られています。
ラファエル・ナダル 自伝